2.3兆ウォン、歴代最大の非殺傷兵器事業を捉えろ…防衛産業ビッグ3、終盤の受注戦争
軍が進めている敵味方識別装置(IFF)改良事業が軌道に乗った。
防衛事業庁は25日、航空機に搭載されるIFF改良事業の優先交渉対象者を発表する計画だ。秘密のベールに隠されていた事業がいよいよ本格化する。
この事業が注目される理由は大きく二つある。まず全軍が運用する全ての兵器が対象になると言うこと。二つ目に、多くの装備を改良する事業なので、事業規模が大きく、その総事業費は2兆3,400億ウォンに達する。非殺傷兵器導入としては、歴代最高水準である。
防衛産業「ビッグ3」のハンファ、LIGネックスワン、韓国航空宇宙産業(KAI)が、それぞれ源泉技術を保有する外国企業と提携し事業受注のための戦いを繰り広げている。
敵味方識別装置とは?
文字通り敵と味方を区別する装置だ。IFFは、Identification Friend or Foeの略である。航空機や艦艇、対空ミサイルに、対空砲などに必須の機能で、この装置を必ず備えなければならない。IFFを搭載していなければ味方間で誤認射撃という最悪の状況が発生するかもしれない。
現在までに登場したIFFは5段階。モード1からモード5まで、数字が大きくなるほど高性能で、高度な技術で製造されるため価格が高い。
最も単純なモード1は、2桁の数字を組み合わせたパスワードシステムだ。モード2は、それぞれ兵器に固有のコードを付与する方法で、0から7までの数字を4桁に配列、4,096個の組み合わせが出てくる。戦闘機の場合、離陸前に入力されて任意に変更することができない。モード3も4,096の組み合わせは同じだが、方式がより複雑である。
韓国軍で運用されているモード4からは、パスワードの解読がさらに難しい。識別に使用される約42億個のパスワードが、通常一日単位で変更され、たとえ敵味方識別装置を捕獲しても、IFFを解読することは不可能に近い。
2020年までに全兵器にモード5のIFFを搭載する米軍
米軍はさらに改良され性能の高いモード5を開発し、来年までに全ての兵器に搭載する計画だ。性能が優れていたモード4を捨て、米国がモード5への移行を急ぐのは安全性のためだ。
2001年4月に発生した「海南島事件」が決定的な契機になった。沖縄の嘉手納基地から離陸した米海軍所属EP-3E偵察機が、南シナ海で中国のJ-8戦闘機(中国型ミグ21戦闘機)と衝突し、中国の海南島に不時着、情報が流出したため、暗号システムを完全に変更した。EP-3Eの乗組員は、暗号機器を急いで破壊したが、中国は米国の警告にも関わらず、各種偵察装備や暗号装置を開けて見たことが分かった。
米国は2020年6月以降、すべてのIFFをモード5に統一する計画だ。
モード5への改良なしに、米軍との共同作戦は難しい
米国の敵味方識別装置の完全変更に応じて、同盟国の足元にも火がついた。
米軍との共同訓練の効率が低下するだけでなく、お互いに誤認する可能性も大きくなったからだ。米軍と合同訓練の機会が多く、有事の際の共同作戦を展開しなければならない私達としても、米軍の基準に従う以外、選択肢がない。
問題は、莫大な財源が必要である点だ。モード5に切り替える必要があると分類された71分野、3,200以上の兵器を完全にアップグレードするための時間が、あまり残されてない状況だ。
韓国軍の航空機から改良「年末までに契約完了」
軍は今年中に、必要な全ての契約を終えて、来年から改良作業に入る予定だ。今月25日、全軍が運用する17種類550機の航空機への新型IFF搭載事業の契約企業が決定される。事業予算は約6,000億ウォンで、IFF改良事業の中で最も大きな金額だ。
ハンファシステムが米国レイセオン社と、KAIはBAEシステムズと、LIGネックスワンはレオナルド社と、それぞれコンソーシアムを締結し受注戦を繰り広げている。韓国防衛産業を代表するビッグ3の受注競争は珍しく、その結果が注目される。(中略)
莫大な予算を必要とする案件が続々と
軍当局は、限られた予算でも事業を進めることができ、参加企業の輸出競争力強化という効果まで得ることができると期待しているが、果たして、当初の要求予算から削られた2兆3,400億ウォンで、旧式のIFFを一新することができるのかは疑問だ。
さらに戦闘機と艦艇の場合、リンク16への対応も控えているので、今後も大規模な追加支出が避けられない。(以下省略)
管理人捕捉
翻訳するほどのコメントはついてなかったのですが、興味深い記事だったので翻訳してみました。
IFFを非殺傷機器と言うのはどうなんでしょうか?これをF-35に搭載すれば、殺傷兵器なのでは?と思いますが・・・
とにかく韓国も2020年に向けて、IFFの改良を進めているようです。計画通り行くのかは知りません。
もしかして・・・P-1を撃墜しようと思ったら敵味方識別装置のせいで発射できなかったのか?
敵味方識別装置を切って、わざと狙いをつけたという説が濃厚です。
失礼。実弾は流石に発射しなかったでしょうね。
撃墜したら、戦争です。それも、国連安保理決議に基づく、
哨戒行動に反撃したら、国連軍が出動しかねない
問題は米軍がどこまで情報を開示するか
中国や北朝鮮と通じていると疑っている米軍は、韓国には最新レベルの情報(機器)を出さない可能性が高い
機器を中国等に横流しされる可能性があるからだ
敵味方識別装置も当然、米国議会の承認がいるよね?
議会が許可するのかな???
許可しなければ、敵味方識別装置は古いまま。
韓国人なら、味方でも打ってくるかも?
いや、更新しても打ってくるのが韓国人か。。。
北朝鮮は味方、日本は敵で識別されます
中国製の「敵味方識別装置」ですかね?
近い将来、必要になりそうですね(笑)。
なんぼ韓国でも流石に当座支障ない分くらいは終わらせると思うけど、今入札って遅くないのかしら…
すぐ済む作業にしたって物理的に移動させたり操作したりするんじゃないかと思うんだが
自己レス
ちょっとググってみたら、うちは2014年くらいから着手しててまだ終わってないっぽいですな
…やっぱ間に合わんかも
欠陥兵器のBIG3の間違いだろ
あれ?と思ったら、2015年10月には
この問題を産経新聞が報じているから
まあ、ようやく目処が付いたのねと言った処
目処がついているとは思えんな
IFFの更新が出来てないって事は、2015年の産経の記事の現状のままだ
相応の資金をせず、最先端技術をよこせと言い
技術移転で韓国内で安く請け負いたいってごねてる状況が続いているのだろう
海外で更新するしかないのに、韓国国内の防衛産業の受注競争って事は
KF-16の時の様にFMS方式を破って米国政府抜きで直接交渉してるのだろう
アホの極みですわ。アメリカに議会承認で拒否されて終わりだろうな
話題になったKF-16の改修にはAESAと共に、
この敵味方識別装置の更新も入っているんじゃない?
それとも敵味方識別装置は別個に改修するのかな?
まぁ、何にしても今頃始めたら間に合わないんじゃない?
おまけに敵味方識別装置を切って、P-1に照準レーダー照射するし、
韓国は「レッドチーム」で結構だ。日本はコイツらを味方と思わない方が良い。
背中から打ってきそうだしね。
KF-16の改修計画なんて影も形も無いけど? (予算化されてないです。)
F-16V云々は韓国の願望。
これの話です。
リンク
リンク
「2020年初め以降、毎年20数機改良し始め、2025年約110機にリンク-16の装備を完了する」
らしいです。
だから、2019年では予算化されてない。
(1月~12月だから、予算は2018年12月に決まってる)
なので、2020年に改修するのはムリ。
魚とかじゃあないんだから、そんな大規模改修は即納ではないから
「KF-16の改修計画なんて影も形も無いけど?」
→あるよ。ごたごたして話題になってる。このサイトでもね。
誰もいつ予算化したかなど、話はしていないぞ。
何故一人で「ヨサンガー」と喚いている?
>何故一人で「ヨサンガー」と喚いている?
IFF-5は2020年5月から必要だからさ。
何年も前からゴタゴタしている話だから、
「今頃始めたら間に合わないんじゃない?」
という話なんだが。内容をわかってる?
改良しなくてもよくね?敵なんだからさぁー。
IFFは仲間と合わせないとダメだろ
シナ北としっかり相談してな
そりゃ急務でしょ!?
日本の反応だけ選り分けられないとね。
迂闊に米英仏豪新機にレーダー照射したら、自滅どころの騒ぎじゃ収まらないからね!
(´・ω・`)
「米英仏豪新機にレーダー照射したら」
「南北朝鮮vs国連軍」という組み合わせの
第二次朝鮮戦争になるでしょう。
韓国人自身の敵味方識別能力がぶっ壊れてるのに意味あるのか?
すごい説得力。
まあ属国の本能に従えば最近の100年の方がおかしかったってことで。
しかも、韓国人の敵味方識別能力は、状況により、
・米国が味方の時
・中国が味方の時
と入れ替わる、マジで面倒な識別装置だからなぁ。。。
・IFF-5を搭載してるの(購入時から搭載してる)
F-15K, E-737, F-35
・IFF-5 非搭載(確定)
KF-16(約200機?), F-5
・IFF-5の搭載が不明(改修したかがニュースになっていない)
FA-50, スリオン、買った(イタリアの対潜ヘリ)、P-3C、P-3CK(こっちが新しい)
IFF-5非搭載の問題
アメリカ空軍との共同作業はできない。
日本、ヨーロッパの空軍との共同作業もできない。
つまり、韓国空軍だけで戦闘をするなら無問題
韓国軍は正面装備以外の装備と兵器のアップグレードには
金をかけないのが伝統だからね。
対砲レーダーをわりと最近まで持ってなかったり、M48を全く
アップグレードしないでそのまま使ってたり……。
ちょっと信じられないレベル
保守部品を買わずに、ニコイチ整備ですからね。
高性能な装備品が泣いている。。。。
韓国製やろ?
悲惨な未来しか見えんね。
日米軍との演習がなくなってもう韓国は敵として対処されるからIFFの更新も必要ないでしょw
機械は敵味方を識別出来ても、
韓国政府が敵味方の識別が出来てないでしょうに。
実際のところ、何処が味方で何処が敵?にするのやら。
あっ、チームREDが味方でチームBLUEが敵か、成る程、納得した。
敵味方識別装置が必要なのは韓国人そのものだろう
敵味方の識別の前に、事実を正しく受け止めず、
都合の良いウソを正しいと思い込みたがり、
責任を常に他者のせいにしたがる韓国人の精神構造では、
初めから狂っているので、そもそもダメでしょう。
撃墜されれば100%敵だから識別能力は100%ニダ
あれ?
韓国空軍のKF-16(F-16C-Block50/52相当って紹介されてる)134機はLink-16を搭載してないの? なら、IFF-5に更新してもあんまり意味が無いかもね? (そもそも、米空軍とコ・オペレーションしてでもリアルタイムでの情報交換ができないから)
F-16PBU(Peace Bridge Upgrade)30機 F-16-C-Block30を2012年に改修、2013年に就役したのにはLink-16を搭載してる。
>金議員は、韓国空軍は2014年と2015年に、2016年に米国アラスカで行われる
>多国籍連合空軍訓練である「レッドフラッグ」に毎回40億ウォンを超える予算をかけて
>KF-16を参加させたLINK-16が装着されていない韓国空軍は、
>米空軍とリアルタイムの情報共有が不可能で訓練に多くの制約を受けた
2017.10.23 の記事
リンク
F-16の日本語Wikiでの KF-16、F-16CM/DM(F-16 CCIP)の記述は興味深い。
韓国人の言う「韓国空軍のKF-16(F-16C-Block50/52相当)」の
「相当する」っていうのは、金が無くて付けられないけれど、
「気持ち的には(願望として)同等の装備」という意味かなぁ。。。
ホル韓さんがKF-16のF-16Vへのアップグレードの記事を紹介されてますが、
リンク
紹介されてる(ガセンギが紹介してる)記事はBAEの後、話があったLMが改修をするって話。(終わった話)
韓国が完全にキャンルしたので、新たに予算獲得をしないと話は始まらない。 試験的な改修をやってるって話も聞かない。
仮にBAEが試験的に改修した2機(CとD)を韓国に輸送(返送)するって事ならアリ。
だけど、BAEが改修した機体にはAESAレーダーは含まれない
(レイセオンのレーダー:RACR 搭載は2次改修で別予算で実装する計画だった)
F-16Vのはノースロップ・グラマン社の:SABR AN/APG-83 レーダー
この(naverの記事を書いた韓国人)記事の内容は極めてあやふやですね。 ソウル新聞のこの記者の記事は海外とかの記事の紹介がメイン。
この記者(軍事評論家って書かれてる)はKF-16のアップグレードに関して、2019年にも書いてます(1機がF-16Vにアップグレードされて試験中で、年内に帰ってくる)けど、何の裏付けも提示していないって凄い記事
(F-16V・台湾の紹介記事、韓国のKF-16のアップデートが文末に書かれてる)
リンク
自分の中でKF-16の近代改修の話と、敵味方識別装置のアップグレードの話がもう
ごちゃごちゃになってしまっていたので、まとめて下さって感謝します
でも結局、どっちもまだグダグダしてるってことでFA?
Uターンしてきて自爆の線に1ウォン置いとく